加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

不合格だった場合、基礎講義から再受講するべきか?

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予備試験合格パックや予備試験・司法試験入門講座に関するお問い合わせとして、「仮に講義動画の視聴期間中に合格できなかった場合、予備試験合格パックや予備試験・司法試験入門講座を購入し直して基礎講義からやり直すべきか?」といったお問い合わせが多いです。

結論から申し上げますと、入門講座からの再受講は必須ではありませんし、むしろ能動的な自学習をするべき場合もあります。

どんなに良質な講義でも、それを視聴して、教材に必要なメモ書き、マーク・アンダーラインをするなどしてカリキュラムを消化すれば、当然に合格できるというわけではありません。

こうした受動的な勉強の後に、自分で問題を解き、悩み考え、自分なりの解答のコツや問題を解く感覚を掴んだり、自分で何度も同じ教材を読み込んで理解を深めるとともに記憶を定着させるといった、能動的な自学習を相当量こなす必要があります

同じ講座を同じ時期に受講したにもかかわらず、受講者間で合否・成績といった受験結果に差異が生じる一番の原因は、勉強の得意不得意ではなく、能動的な自学習の質と量にあります。

不合格だった場合に、予備試験合格パックや予備試験・司法試験入門講座の受講が不十分だったのか、仮に不十分だったとしてカリキュラムのどの部分の受講が不十分だったのか、あるいは能動的な自学習が足りていなかったのかといったことをちゃんと考え、不合格の主たる原因に合わせた勉強方法をする必要があります。

例えば、稀なケースだと思いますが、入門講座の受講が不十分だったのであれば、予備試験合格パックや予備試験・司法試験入門講座を再受講することで入門講座レベルのことからやり直すことになります。

ただし、これはかなり稀なケースでして、入門講座レベルのことが出来ていない場合、基礎応用完成テキストや総まくり論証集の読み込み、基礎問題演習のやり込みといった自学習が足りなかったために、自学習によって入門講座レベルのことの理解・記憶を定着させることが出来ていないということが多いです。

また、入門講座レベルのことは定着しているが、試験対策講座までちゃんと受講することが出来なかったというのであれば、総まくり講座をはじめとする試験対策講座だけを部分的に再受講すれば足ります。

さらに、教材の読み込みや問題演習といった自学習による理解・記憶の定着が足りていないだけであれば、予備校講座に頼らないで、手元にあるインプット教材の読み込み、短文事例問題や過去問の演習・復習といった自学習をすることになります。

繰り返しにまりますが、どんなに良質な教材と講義を使っても、最終的には、自分で問題を解き、悩み考え、自分なりの解答のコツや問題を解く感覚を掴んだり、自分で何度も同じ教材を読み込んで理解を深めるとともに記憶を定着させるといった、能動的な自学習を相当量こなす必要があります。

そうしないと、理解と記憶が定着しないからです。

我々予備校の主たる役目は、受講者の皆様が独り立ちして自学習をできるようになるところまでサポートさせて頂くことと、自学習でやり込む教材として最良のものを提供させて頂くことの2点にあると考えております。

これはとても大事なことなので、予備試験・司法試験を受験される皆様に参考にして頂きたいと思います。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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