加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

令和3年司法試験・予備試験合格に向けた理想的な学習スケジュール

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秒速シリーズ(秒速・総まくり2021及び秒速・過去問攻略講座2021)を使った学習の効果を最大化して頂くために、受験状況に応じた複数の理想的な学習スケジュールを紹介させて頂きます。

パターン1:令和3年司法試験合格に向けた理想的な学習スケジュール(11月スタートver 法科大学院在学生向け)

パターン2:令和3年司法試験合格に向けた秒速講座2021を使った理想的な学習スケジュール(令和2年予備試験受験者向け)

パターン3:令和3年予備試験合格に向けた秒速・パックプラン2021を使った理想的な学習スケジュール(11月スタートver)

パターン4:令和3年司法試験合格に向けた秒速・パックプラン2021を使った理想的な学習スケジュール(9月スタートver)

令和3年司法試験合格に向けた理想的な学習スケジュール(11月スタートver 法科大学院在学生向け)

Step1令和2年の司法試験過去問(論文・短答)

  • 11月中旬までに終わらせる(2週間)
  • 令和2年司法試験「論文」を制限時間内で解いた後に、「リアル解答企画」の雑感動画・手書き答案を使って出題分析と自己分析を行い、自分が目指すべき合格答案像を具体化し、それを書けるようになるための勉強のやり方を考える
  • 令和2年司法試験「短答」を制限時間内で解いた後に、「令和2年司法試験短答過去問完全解説講義」を使って問題類型ごとの勉強法と解法を把握する

Step2:総まくりと過去問攻略講座により、論文の実力を底上げする

  • 2021年2月末までに終わらせる(3カ月~3カ月半)
  • 公法系⇒刑事系⇒民事系の順に、1科目ずつ、総まくり⇒過去問攻略講座という流れで受講する
  • 実力を底上げする時期であるから、複数科目を同時並行的に受講するのではなく、1科目ずつ一気に受講する
  • 必要に応じて選択科目対策もやる

Step3:短答過去問1~2周する

  • 2021年2月末までに、Step2と並行して、1/2まで絞った短答過去問を1~2周する。少なくとも、1周はする
  • Step3で短答過去問をやる際には、Step1で”把握”した解法を踏まえて問題の演習・復習を行い、出題された知識を記憶するだけでなく、問題類型ごとの解法を”常識化”する
  • 1周目では、解法を身につけることが大事から、表面的な正当率は気にしない。解法が身につけば、2周目以降の正答率が一気に上がる

Step4:全国模試と本試験に向けた総復習

  • 2021年3月以降は、一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強に重点を置く時期だから、予備校の答練・模試を除き、できるだけ新しいことはやらないほうがいい。これまでやってきたことを何度も何度も繰り返す
  • 一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強では、1週間に複数科目を同時並行的に勉強したほうが効果的

学習スケジュールに関する詳細はこちら

令和3年司法試験合格に向けた秒速講座2021を使った理想的な学習スケジュール(令和2年予備試験受験者向け)

Step1:令和1年・2年の司法試験過去問

  • 11月中旬までに終わらせる
  • 令和1年・2年の司法試験過去問を使った出題分析・自己分析を通じて、自分が目指すべき合格答案像を具体化し、それを書けるようになるための学習内容を考える


Step2:司法試験過去問と選択科目を並行してやる

  • 2021年1月14日(論文合格発表日)まで
  • 実力を底上げする時期だから、基本7科目の司法試験過去問攻略講座は、複数科目を同時並行的に受講するのではなく、1科目ずつ一気に受講する
    答案作成⇒解説講義⇒答案作成⇒解説講義・・の繰り返し
    各科目、下記で指定する重要過去問は必ず答案を作成する(それ以外の科目は、軽く構成したり解答の流れを確認するだけでもいいし、Step4でやってもいいし、最終的にやらないのもあり)
  • 選択科目の1周目は2021年1月14日までに必ず終わらせる
    インプット⇒司法試験過去問という流れ
  • 総まくりを受講するなら、総まくり1周目も2021年1月14日までに必ず終わらせる
    終わらないなら、科目ごとの優先順位を踏まえて視聴科目を絞る

Step3:口述試験及びその対策

  • 2021年1月14日~同年1月31日

Step4:全国模試と本試験に向けた総復習

  • 2021年2月1日~同年5月11日(司法試験前日)
  • 予備試験口述後は、これまでやってきたことの反復・継続に重点を置く。予備校の答練・模試を除き、できるだけ新しいことはやらないほうがいい
  • 一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強に重点を置く時期だから、1週間に複数科目を同時並行的に勉強したほうが効果的

学習スケジュールに関する詳細はこちら


 

令和3年予備試験合格に向けた秒速・パックプラン2021を使った理想的な学習スケジュール(11月スタートver)

Step1:秒速・総まくり2021を1科目ずつ短期集中的に受講する

  • 2020年11月~2021年2月中旬
  • 実力を底上げする時期であるから、複数科目を同時並行的に受講するのではなく、1科目ずつ一気に受講する
  • 複数科目を同時並行的に勉強するのは、実力の試験当日までに回復・維持する勉強に重点を置いているStep5の総復習の段階

Step2:総まくり受講済みの科目の予備試験過去問を解く

  • 2020年11月~2021年2月中旬
  • できれば全年度分(70問)、少なくとも半分(35問)
  • 秒速・総まくり2021で学習した知識・方法論を本試験レベルの問題で使うことに慣れるためにやる

Step3:2月中旬から、短答試験対策に集中する

  • 2021年2月中旬~2021年5月中旬
  • 短答試験固有の細かい知識は忘却しやすいから、試験直前期に短期集中で一気に記憶したほうが効果的
  • Step1~2で身に付けた論文知識、方法論及び感覚等の衰退を抑えるために最低限の論文の復習もやる
  • 短答対策と論文対策の比率は、6:4~8:2くらい。短答試験日が近づくにつれて、徐々に、短答対策と論文対策の比率を10:0に近づける

Step4:短答対策と並行して司法試験過去問もやる

  • 2021年2月中旬~2021年5月中旬
  • 司法試験過去問のうち、刑事訴訟法・行政法・憲法・民事訴訟法については、令和3年予備試験との関係で重要度が高いと考えられる年度をやっておくのが望ましい

Syep5:短答試験終了後の論文対策

  • 2021年5月中旬~2021年7月中旬
  • 論文試験までの2か月間は、一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強に重点を置く時期だから、予備校の答練・模試を除き、できるだけ新しいことはやらないほうがいい。これまでやってきたことの何度も何度も繰り返す
  • 一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強では、1週間に複数科目を同時並行的に勉強したほうが効果的

学習スケジュールに関する詳細記事はこちら

 

令和3年司法試験合格に向けた秒速・パックプラン2021を使った理想的な学習スケジュール(9月スタートver)

Step1令和1年・2年の司法試験過去問

  • 令和1年・2年の司法試験過去問を使った出題分析・自己分析を通じて、自分が目指すべき合格答案像を具体化し、それを書けるようになるための学習内容を考える

Step2:科目ごとに総まくり・過去問講座を受講し、実力を底上げする

  • 2021年1月末(遅くとも2月末)までに終わらせる
  • 実力を底上げする時期であるから、複数科目を同時並行的に受講するのではなく、1科目ずつ一気に受講する
  • 総まくり受講直後の科目の予備試験過去問を解く
  • 必要に応じて短答対策・選択科目対策もやる

Step3:全国模試と本試験に向けた総復習

  • 2021年3月以降は、一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強に重点を置く時期だから、予備校の答練・模試を除き、できるだけ新しいことはやらないほうがいい。これまでやってきたことの何度も何度も繰り返す
  • 一定水準まで高めた実力を試験当日まで回復・維持するための勉強では、1週間に複数科目を同時並行的に勉強したほうが効果的


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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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