加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

総まくり講座2021は下4法の短答試験にも対応しているか

いつもブログを拝見している者です。
5月16日の予備試験短答式試験を受験してきました。
解答速報を確認した結果、不合格が確定し、来年の予備試験合格に向けて総まくり講座2021の受講を検討しています。
総まくり講座講座は、上三法に対しては論文式試験はもちろん短答式試験にも対応できるテキストになっているようですが、下四法については、短答式試験に対応できるテキストになっているのでしょうか?
仮に短答式試験まで対応していない場合は、総まくりテキスト+短答式過去問で合格点を越えることは可能でしょうか?

令和3年予備試験短答式の受験、お疲れ様でした。

総まくり講座2021では、憲法・民法・刑法の3科目については、論文試験のみならず短答試験にも対応しております。総まくりテキストの知識と読解思考だけで、9割は取れます。もっとも、総まくりテキストで得た知識の使い方に慣れたり、読解思考重視の問題で必要とされる読解思考のコツを身に付けるために、ある程度は、短答過去問をやる必要があります。

これに対し、行政法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法の4科目については、短答試験には対応しておらず、論文試験で必要とされる知識だけをテキストに集約しております。

というのも、下4法(特に、商法及び刑事訴訟法)については、論文試験と短答試験の関連性が弱いため、テキストを短答試験にも対応したものにすると、テキストが分厚くなってしまうとともに、論文試験対策のテキストして非常に使いにくいものになってしまうからです。

なので、下4法の短答試験の対策としては、短答過去問に重点を置いた勉強をして頂くことをお薦めいたします。

なお、下4法については、総まくりテキストと短答過去問だけで十分、合格点に到達します。

2021年05月24日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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