加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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加藤ゼミナールでの答練及び答案添削の実施予定

令和4年司法試験に向けて、答案を添削していただく機会はありますか。
私は、令和3年司法試験を受験いたしました。今年の試験で2回目です。短答は通っていると思います。しかし、論文が心配なので、総まくり講座および過去問講座を受講し、勉強を継続している状況です。
現状、憲法の総まくり講座の第2回目まで受講いたしました。答案の型、特に目的手段審査の検討方法について、書き方を改善すべきと感じております。今後、他科目の講座を受講していくにあたって、同様に改善点が見つかっていくと思われます。
この点については、総まくり講座と過去問講座を受講していくことで、ある程度改善できるのだろうと予想しております。もっとも、実際に適切な検討方法を取れているかを客観的に確認していただく機会があれば、なお心強いです。
そこで、上述の通り、令和4年司法試験に向けて、答案を添削していただく機会があるかを確認したく、質問させていただきました。加藤ゼミナールでの答練または過去問添削等、何らかの講座が開設される予定等ございましたら、教えていただけると幸いです。
ご回答のほど、よろしくお願い申し上げます。

今年の司法試験、お疲れ様でした。また、総まくり講座2021を受講して頂きありがとうございます。

答案の書き方については、総まくりで抽象的に学んだことを、司法試験過去問を通じて、徐々に具体化していくとともに、その精度を高めていくことになります。特に、総まくりテキスト(又は論証集)及び司法試験過去問講座の模範答案とご自身の手書き答案を比較して、「今回は、総まくりで学んだ書き方のうち、ここまでは実践できているが、それ以降のことは実践できていない」というように、自分で添削できるようになることが理想的です。これができるようになると、答案の書き方のレベルが一気に伸びます。正しい視点に従って自己添削をすることができるため、自学習の効果が高まります。

加藤ゼミナールでの答練については、今期は実施予定がありません。司法試験型の答練だと、問題文の形式が複雑であるとともに、出題の難易度が高いため、司法試験過去問に近い問題を作成するには時間とマンパワーが足りないからです。

また、今期は、10月末まで講座の収録がずっと続くため、ゼミをはじめとする答案添削の機会を設けることはできないと考えております。

ご要望にお応えすることができず、大変申し訳ございません。

2021年05月24日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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