加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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予備試験受験生が令和3年合格目標加藤ゼミに参加する場合における短答対策のタイミング

初めまして。令和2年度予備試験(受験1回目)の論文でほぼF評価だった社会人受験生です。
資格スクエアを受講しておりますが、加藤ゼミの申込みを検討しております。短答対策として辰已法律研究所の肢別本を使っていますが、貴ゼミの修了目途である3月末まではゼミに特化し、論文対策に重点を置きたいと考えております。しかし、短答対策にも一抹の不安が残るため、このスケジュールとして妥当でしょうか。また、短答を回す際も論文対策を継続したいため、論文で実際に書けるかという点を意識して解くためには、具体的にどのような解き方をすればよいかについても、アドバイス願います。ちなみに、短答も1000番代後半というレベルです。

令和3年合格目標加藤ゼミへの参加を検討して頂き、誠にありがとうございます。

今回の予備試験論文の成績からすると、論文の実力を底上げする必要があります。そして、論文の実力を底上げする(論文の質を変化させる)ためには、一定期間、論文の勉強に集中する必要があります。

そこで、少なくとも、ミニ総まくり講義全科目分の受講(2月中には受講し切れると思います)及び最重要過去問解説の1周目(第1回憲法~第7回民事訴訟法)までは論文対策だけをやりましょう。1周目は、ゼミが週3回ペースで実施されるため、その間に短答対策もやることは極めて困難であり、仮に無理をして短答対策もやろうとするとゼミの効果が大幅に減殺されてしまうおそれがあります。2月末から短答対策も徐々にやり始め、3月末からは短答対策>論文対策という比重にするのが理想的です。

2周目以降(第8回憲法~)は、週2回ペースになりますから、論文対策と短答対策の並行が可能であると思います。なので、2周目に入ってから、短答対策を開始しましょう。

短答対策をする期間でも、少なくとも予備試験1カ月くらいまでは、論文対策もやりましょう。そうしないと、加藤ゼミで学習したことを”定着”といえるところまでもっていけないと思います。ミニ総まくり講義及び最重要過去問で学んだこと(特に、全科・科目特有目共通の方法論(書き方、読み方、書き方のコツ)と重要分野・論点の処理手順)の使い方に慣れることを目的として予備試験過去問の答案を書いてみることをお薦めいたします。

参考にして頂けますと幸いです。

2021年01月31日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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