加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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設問を入れ替えることの可否及び方法

設問の回答順序と挿入について、質問がございます。
設問が2つある場合、設問2から解答することは可能でしょうか。その場合どのように答案上表現すればよいでしょうか。
例えば、
「※設問1については〇行目から挿入
 第2 設問2
 ・・・・・・ 」
というような書き方は許されますか。

設問を入れ替えて、設問3⇒設問2⇒設問1という順序で書くことは可能です。その際、断り書きは不要であると考えます。いきなり、「設問3… 設問2… 設問1…」という流れ書いても構いません。心配であれば、答案の最初に「設問3、2、1という順序で論じる。」と書きましょう。

なお、会社法では、設問を入れ替えようとする場合、前の設問が後の設問の前提になっているかについて注意する必要があります。会社法では、設問ごとの論理的整合性だけでなく、設問間における論理的整合性まで問われていることが多々あるからです。

2021年01月17日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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