加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

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科目ごとの答案の書き出し

いつもお世話になっております。
答案の冒頭部分の書き出しについて質問させていただきたいと思います。
特に下四法の答案の冒頭部分についてどのように書いたらいいのか迷う時があり、書き出しの際に意識するべき点をご教授いただきたいです。
例えば、憲法は、①違憲性の検討対象、②侵害されている生の権利(憲法上の権利)、③条文番号。民法は、①請求者(原告)、②請求の相手方(被告)、③法律構成、④③に基づいてどのような請求するのか。刑法は①検討する行為、②罪名、③条文番号というように、上三法は冒頭で書くことが明確になっていますが、下四法は基本的に書くことがはっきりしていないように思われます。
私は答案冒頭部分を書けないと、答案全体の質が悪くなってしまう傾向があるので、答案の書き出し方を上手く書けるようになりたいです。問題文の指示・誘導によって変わると思いますが、最低限押さえておく事項があれば、今回の質問で明確にしておきたいです。
お手数をおかけしますが、ご回答の程よろしくお願いいたします。

下四法(商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法)では、出題の分野や角度ごとに、答案書き出しが異なりますから、科目単位で答案の書き出しを概ね一本化することはできません。

網羅性のある分野単位の短文事例問題を搭載している短文事例問題集を使って、出題の分野と角度ごとの答案の書き出しをおさえるしかないと思います。

参考にして頂けたらと思います。

2024年02月19日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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