加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

総まくり論証集2023のページ数が増えた理由

総まくり論証集につきまして、2022年版と2023年版では各科目とも後者の方が分量が増えている(頁数が多くなっている)ようですが、何か大きな違いはありますでしょうか。また、2022年度版の論証集を用いても、令和4年〜令和5年の予備試験・司法試験に支障をきたすことはないでしょうか。

総まくり論証集2023の分量が総まくり論証集2022に比べて増えている理由は、主として、入門レベルのことと、分野・論点ごとの具体的事例が追加されていることにあります。

総まくり論証集2023では、入門レベルのことから短答知識レベルのことまで反映されている基礎応用完成テキストをベースとしていることに伴い、必要に応じて入門レベルのことも論証集に反映したことにより、分量が増えています。

また、基礎応用完成テキストでは論点ごとに具体的事例を設けるようにしており、科目・論点によっては、論証集にも具体的事例を反映しているため、これにより分量が増えています(特に、民事訴訟法、刑事訴訟法の2科目)。

もっとも、分野、論点、条文レベルでの網羅性が変化しているわけではなく、2022年度版の総まくり論証集でも分野、論点、条文をちゃんと網羅していますので、予備試験・司法試験対策に支障を来たすことはありません。

ご安心頂ければと存じます。

2023年04月03日
講義のご紹介
もっと見る

コメントする

コメントを残す

コメントをするには会員登録(無料)が必要です
※スパムコメントを防ぐため、コメントの掲載には管理者の承認が行われます。
※記事が削除された場合も、投稿したコメントは削除されます。ご了承ください。

加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

kato portrait
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
質問コーナーのカテゴリ
ブログ記事のカテゴリ