加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

司法試験初日お疲れ様でした!

司法試験の初日、本当にお疲れ様でした。

初日は、試験時間が一番長いですし、一番緊張すると思います。

緊張から前日に十分眠れなかったり、復習が間に合わないため睡眠時間を削って試験に臨んだという方もいると思います。

今日は、しっかりと休み、明日の民事系論文に向けてコンディションを整えましょう。

2日目の民事系論文では、頭をフル回転させる必要があります。

無理をして知識を詰め込むよりも、ちゃんと休んで脳を回復させることを優先しましょう。

どんなに知識を詰め込んでも、頭の回転が鈍くなっているため問われていることに気が付けない、問われていることを上手く法律構成できない、脳内で構成したことを上手く文章に表現できない、書き切れないのでは、点数に繋がりません。

また、これまでインプットしてきたことは試験本番で意外と記憶喚起できるものですし、規範等が多少不正確でも点は付きます。

さらには、規範を失念した場合であっても、現場思考問題における対処法と同様、問題文から出題者が求めている当てはめをイメージして、その当てはめができるような規範を導くという方法により、それっぽい(少なくとも当てはめと整合する)規範を導くことが可能ですから、合格水準の論述をすることができます。

現行司法試験の論文では、暗記の量と正確性ではなく、思考力・文章力・処理能力・科目分野特有のルールに重点が置かれているため、これらをフルに発揮できるようにコンディションを整えることを優先しましょう。

皆様のご健闘をお祈り申し上げます。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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