加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

予備試験論文おつかれさまでした!

予備試験論文おつかれさまでした!

これから司法試験合格を目指した勉強をスタートする方は、司法試験の出題の特徴とボリュームに慣れるためにも、過去問演習をしっかりとやりましょう。

例えば、行政法では、問題文のボリュームが多い上に、会議録で「何を、どう論じるべきか」についてバンバン誘導されますから、予備試験に比べて問題処理のプロセスがだいぶ変わってきます。

また、民事系では毎年のように現場思考問題が出題されるため、現場思考問題に対処するコツを確立する必要もあります。

司法試験では、予備試験に比べて出題範囲の偏りが強いので、その分だけ過去問の流用頻度が高いです。それだけに、頻出の分野・論点については、「どう書いたか」という次元で差がつきますから、過去問分析を通じて、高評価に繋がる書き方の作法・コツをしっかりと習得しておきましょう。

予備試験論文に合格できるだけの実力がある受験生は、少なくとも知識量は司法試験合格レベルに到達しているはずですから、司法試験合格のために一番重要になってくるのは司法試験過去問の演習・分析です。その上で、上位合格を目指すのであれば、必要に応じて、総まくり講座などの中上級者向けのインプット講座を使って論文知識の全体的な底上げを図りましょう。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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