加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

令和1年司法試験合格者 T・M 様

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プロフィール

T・M 様(男性)
平成30年 東京大学法科大学院(既修)卒業
令和1年  受験2回目で令和1年司法試験に合格

 

労働法の成績

平成30年 
54.40点 上位約18% 270位前後/受験者1481人

令和1年 
64.94点 上位約4% 50位前半/受験者1299人

 

受講講座

  • 2017年版・労働法速修テキスト講義(BEXA)
  • 2017年版・労働法過去問完全攻略講座(BEXA)

※ 2017年版の労働法速修テキスト講義・労働法過去問攻略講座には無償で労働法論証集・同論証集講義が付属します

 

受講に至る経緯

労働法に興味があったことと、労働法は実務家になれば必ず使うことになるであろうことから、司法試験の選択科目は労働法にしました。

ただ、労働法は勉強量が多い科目であることがネックでした。そこで、できる限り要領よく労働法の答案を書けるようになりたいと考え、ロースクール2年目(3年生)のときに予備校の労働法講座を探し始めました。

その中で加藤先生の労働法速修テキスト講義と労働法過去問完全攻略講座(以下、この3つを併せて「BEXA労働法講座」といいます)を見つけ、加藤先生が2回の不合格の後に労働法1位・論文36位という超上位合格を果たされていることを知り、「この先生は、司法試験の採点者に高く評価される勘所を適切に把握されたからこそ、ここまでのジャンプアップができたに違いない」と思いました。

そのような先生から学ぶのが最も効率的だと考え、加藤先生のBEXA労働法講座を受講しました。

 

労働法速修テキスト講義の使い方

  • 1回目の受験に向けて
    まずは、加藤先生の講義を聴いて指示どおりマーカーを引き、速修テキストを1周しました。私はあまり集中力がある方ではなく、すべての内容を1回で理解しようとして講義を丹念に聴くということができない性分でしたので、1周目は、Aランクの超重要論点に関する部分だけは特に集中して聴き、当該論点についての理解を深めることに努めました。その他の部分については一度耳に入れておけばよいというくらいの気持ちで、速修テキストを1周することを優先しました。
    その後、講義をもう1周し、超重要論点を再確認したり、1周目では軽く聴いていた部分を集中して聴いたりしました。
    このように速修テキストを2周したのち、下記の労働法過去問完全攻略講座に移りました。
    試験1週間前には、最終調整として速修テキストの論証の部分だけ2周し、論証暗記に努めました。もっとも、労働法にあまり時間が割けていなかったため、原則として規範の考慮要素までは覚えず、過去問でよく問われた論点の考慮要素に限って例外的に覚えました。
  • 2回目の受験に向けて
    改めて講義を聴き直すことはしませんでした。代わりに、過去問を解いて答案を書き、そのやり直しの中で、登場した論点を逐一速修テキストに戻って確認していました。このとき、答案でいかに書くかという点を常に意識しながら速修テキストを読みました。具体的には、「この論点について論じる場合は、どう問題提起するのが端的かつ問題の核心を突けるか?」とか、「こういう事実をあてはめで拾うなら、この判例のように評価すればいいんだな」などということを意識していました。
    また、1回目の受験のときよりは労働法に時間をかける余裕があったので、論証記憶の一工夫として、速修テキストの論証を自分の頭に馴染む言い回しに変える作業を行いました。その上で、すべての論証を考慮要素まで覚える努力をしました(とはいえ、記憶の優先度が低いものとして講義内で指示された、黒のアンダーラインの考慮要素については、覚えきれないものもありました)。なお、論証の内容自体は加藤先生が様々な文献や出題趣旨・採点実感を読み込んだ上で作成された信頼のおけるものでしたから、論証内容の改変までは必要ありませんでした(これは、基本書に立ち返って論証の正確性を吟味するという姿勢を否定する趣旨ではありません。むしろ、そのような姿勢は論点の理解を深めることに非常に有益でしたので、答案の基本的な書き方や科目ごとの基本的な思考様式が身についている方が一つ上のレベルの答案を目指す一手段としてお薦めできます)。

 

労働法過去問完全攻略講座の使い方

  • 1回目の受験に向けて
    労働法の過去問を解き始めた頃は論点抽出の段階で困難を感じていたため、数年分は答案構成だけ行い、すぐに加藤先生の解説を聴いていました。そうして論点抽出力がある程度ついてきた頃合いを見計らって、まず自分で答案を書いてみて、それから解説を聴くようにしました。この方法で、過去問を1周しました。
    試験直前期には、改めて答案を書けるほどの時間が労働法に残されていなかったため、過去問の中で自分があまり身につけられていないと感じた箇所に絞って模範答案を読み、答案の書き方をイメージしました。
  • 2回目の受験に向けて
    1回目の受験の際にとったメモが過去問完全攻略講座テキストに残っていたこと及び同テキストの解説の記載が充実していることから、改めて講義を聴き直すことはしませんでした。その代わり、過去問をすべて解き、同テキストの解説を読み、登場した論点を逐一速修テキストに戻って確認し、模範答案を読んで答案での書き方を吟味しました。

 

成果・感想

BEXA労働法講座のテキストは、様々な基本書と出題趣旨・採点実感とに裏づけられている練られたテキストであり、予備校教材として出色の出来だと思います。1回目の受験時はBEXA労働法講座だけで本試験に挑みましたが、労働法に関しては合格水準の答案を書くことができました。2回目の受験時は基本書も併用したため、厳密にはBEXA労働法講座だけで本試験に挑んだわけではありませんが、あくまで勉強の中心はBEXA労働法講座であり、これをやり込んで本試験に挑み、上位合格答案を書くことができました。一受験生の体験にすぎないという留保をつける必要はあるものの、これらの私の経験から、BEXA労働法講座の内容を一定程度身につければ手っ取り早く合格水準の答案が書けるようになり、BEXA労働法講座の内容を十分に身につければ上位合格答案が書けるようになると言えるのではないかと思っています。

また、過去問完全攻略講座テキストに掲載されている模範答案は、司法試験の答案用紙の行数や1行あたりの文字数まで本番を意識した作りになっており、受験生に親切だと思いました。一般的な予備校の答練の模範答案は、えてして本番で配布される答案用紙の枚数で制限時間内に書き切ることをおよそ想定していないようなボリュームになっているので、それとは対照的でした。

さらに、労働法においては、メインの請求として登場することは少ないものの、不法行為に基づく損害賠償請求権(民法709条)がしばしば登場するため、副次的成果として、その請求権の要件の検討の仕方をブラッシュアップすることができました。労働法速修テキスト講義内で加藤先生が示された、同請求権を検討する際に押さえるべき3つのポイントが、非常に参考になりました。

 

 

最後に

2回目の受験の際、私は基本7法の対策も加藤先生を頼ることにしました。その経験から断言できるのは、加藤先生は、受験生に合格する力をしっかりとつけさせることができる、実力ある予備校講師でいらっしゃるということです。

これから司法試験を受験される方が、BEXA労働法講座を利用して効率的に力をつけられ、司法試験を突破されることを願っております。

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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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