プロフィール
S・T 様(男性)
私立大学法学部卒業
平成29年 予備試験合格
平成30年 司法試験不合格
令和1年 2回目の受験で司法試験合格
受講講座
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- 令和1年司法試験合格目標加藤ゼミ(関西クラス)
- 秒速・過去問攻略講座2019セレクト45(資格スクエア)
成 績
令和1年
総合 1338位/受験者4466人 825.52点
論文 1372位 395.15点
.公法系 121.00点(憲法A 行政A)
.民事系 131.70点(民法C 商法C 民訴E)
.刑事系 85.52点 (刑法E 刑訴E)
.選 択 56.92点
短答 1125位 134点(27点/69点/38点)
平成30年
総合 3056位/受験者5238人 646.22点
論文 3186位 288.12点
.公法系 57.55点 (憲法F 行政E)
.民事系 104.55点(民法F 商法D 民訴E)
.刑事系 81.34点 (刑法E 刑訴C)
.選 択 44.67点
短答 477位 142点
加藤ゼミを選んだ理由
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- 過去問分析の緻密さ
加藤先生は司法試験の過去問について、科目ごと、分野ごとの書き方レベルまで昇華した指導をしておられ、私自身、司法試験過去問との向き合い方に気付かされたのがゼミを希望した理由です。加藤先生を知るまでは他の予備校の司法試験講座を受講していましたが、どうにもしっくりこない部分が多くこのままではだめだと思っていました。
しかし、加藤先生は、私が司法試験過去問を初見で起案した際に疑問に思った点について、懇切丁寧に説明されており、自分の中で納得できる部分が増えていったためこの先生についていこうと決心しました。私は1回目の試験の際、加藤先生の秒速・過去問攻略講座セレクト45を年明け1月から受けはじめ、スケジュール的に消化不良となって本番を迎えてしまいましたので1回目の試験終了後、不合格であれば加藤先生のゼミに申し込み直接指導を受けようと考えていました。
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- 個別面談
3時間もの面談をしていただける点もゼミを希望した理由です。私が知る限り、1人の受験生に対して面談のみで3時間も費やしてくれる先生はいなかったです。この面談により、個別の問題点を科目ごとに指摘していただけることはとてもありがたかったです。
加藤ゼミの感想等
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- 個別面談
個別面談では、まず予備試験から司法試験への対応が十分できていなかったこと、公法の書き方で問題があるとのご指摘をいただきました。憲法では主張反論をフルスケールで書く形式で起案していましたのでそこを修正する必要がありました。また、行政法は原告適格、行政裁量の書き方に問題がありましたのでその点を大きく修正する必要がありました。
そこで、ゼミが開始するまでの期間で加藤先生の答案の書き方講座を受講し、憲法については平成29・28・23年の問題を用いて先生の書き方を身に付けるようにしました。
行政法については、平成29・28・26年の問題で原告適格を、平成29・27・26年の問題で行政裁量の書き方を改めました。
民事系についてはインプット不足のご指摘を受けました。全科目共通して私は徹底的にアウトプットを重視する勉強方針なので、知識が偏重しがちでインプットに取り組むべきとのことでした。そこで民事系についてはインプットを充実させることにしました。
刑事系については刑法の構成要件のインプット不足、刑訴の伝聞の理解不足とのご指摘をいただき、その点を重視するようにしました。
このように面談でおよその自分の課題が見つかりましたので勉強計画を早い段階で作成できました。
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- 答案添削・過去問解説
昨年先生の秒速・過去問攻略講座セレクト45を受講していましたので、ある程度のことは頭に入っていました。そこで、答案添削においてはあえて学んだ答案例を自分が書きやすい表現に引き直して常に提出していました。先生の用いる規範やあてはめ例を覚えることも大切ですが、とっさの時に出てくる表現は先生の用いる表現と語尾等が微妙に変化するものだと思うので、自分の表現で問題がないかの確認をしていました。添削では、自分では書けていると思っていた箇所について、問題があると指摘されることもあり、新たに気づかされることが多かったです。
また、昨年はとにかく先生の講義を早く消化することに必死だったため、過去問解説を改めてじっくり聞くことができ、昨年見落としていた点、分析が不十分だった点などが浮き彫りになり、注意点が明確になりました。
ゼミの予習は該当問題を100分ないし110分で起案し、自分が書きにくかった部分等をチェックしていました。復習では先生の添削結果を踏まえて翌日に必ず再起案し、添削結果を反映できているかの確認をしていました。
また、私は加藤ゼミで学んだことはインプットの側面が強いと考えていたので11月から辰已のスタ論に取り組み、初見の問題に対して加藤ゼミで学んだことを表現できるかの確認をしていました。初見の問題を起案することで理解の甘い箇所が再度浮き彫りになり、復習箇所の目安となりました。それに加えて自主ゼミも別で実施しており、同じ受験生目線で書き方の指摘や意見交換等を活発に行いました。人の答案を添削することは初めてでしたが、添削することで伝わりにくい表現や簡潔にすべき箇所の選択等、ここでも新たな発見が多かったです。
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- 勉強会
勉強会では、ゼミでカバーできなかった内容を学びました。勉強会では特に自分が希望していた内容(処分性や既判力、共有株式の事例、訴因等)を学ぶことができ、ここでかなり自力が向上したと思います。勉強会は量がかなりのものになるので、最初の一回だけ起案はしましたが、それ以降は答案構成を短いスパンで繰り返すという方法で復習をしていました。
最後に
私は司法試験以外の試験も受験した経験がありますが、司法試験だけは未だに謎の多い試験だと思います。司法試験委員の作成する冗長で不明確な問題文、誘導文への対応に最も苦労しました。運よく合格させていただきましたが、試験期間中は不合格だとしか思いませんでした。周りの話を聞いても合格したと自信をもっている人はいなかったと思います。
私自身、成績からもわかる通り決して優秀な人間ではありませんし、大それたことは言えませんが、最後まであきらめないことが大切だと思います。影ながら応援しています。
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加藤ゼミナール
加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。
講師紹介
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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