加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

平成30年司法試験合格者 M・T 様

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プロフィール

M・T 様(女性)
東京大学法学部卒業
東京大学法科大学院
平成30年司法試験に合格

 

受講講座

  • 平成30年司法試験合格目標加藤ゼミ(東京クラス)

 

加藤ゼミを選んだ理由

  • 学習面
    司法試験合格には、過去問の演習・分析が不可欠と感じていました。ですが、特定の科目・年度・論点を深堀りしすぎてしまう癖があり、出題科目を網羅的にカバーできていませんでした。そのため、過去問の演習・分析を行うペースメーカーが必要と考えたので、加藤ゼミを受講しようと思いました。加藤ゼミでは、予備校の答練等とは違い、加藤先生が「自分」という個人を認識した上で、詳細・丁寧な添削をしてくださるので(B5サイズの用紙に3枚ほど)、モチベーションを維持しながら、過去問の演習・分析を、網羅的に行うことができました。
    また、加藤ゼミ受講前には、想像していなかったのですが、過去問の分析について、ここまでやれば十分という範囲を示してもらえるので(逆にいえばそれ以上の深堀は不要)、過去問で理解できない箇所が多少あっても、加藤ゼミで言及されていないから、深堀りは不要だろうと割切りができ、効率が上がりました。
  • 精神面
    SNS・blog・掲示板等で、様々な合格者が、おすすめの勉強法、演習書等を開示しており、それ自体は助かるのですが、情報過多で、取捨選択が難しいと感じていました。また、司法試験は、大学受験とは違い、絶対的な正解がないことも多く、誰に聞けばよいか分からない疑問点が生じることもありました。
    加藤先生は、ASK.fmやblog等で、匿名の人の疑問にも適確・丁寧に対応していらっしゃったので、勉強法、演習書、疑問点等は全て加藤先生からお聞きすると決めれば、迷うこともなくなり、精神面での負荷が少なくなると考え、加藤ゼミを受講しました。実際、加藤先生は、どんな質問にも真摯に、丁寧に答えてくださったので、何かあれば加藤先生に聞けば大丈夫と、安心して受験生活を過ごすことができました。司法試験の中日に、2日目の失敗に気づいた時も、加藤先生にメールしたところ、力強く励ましていただいたので、何とか3日目・4日目も乗り切ることができました。

 

加藤ゼミの感想等

  • 加藤ゼミのカリキュラムがどのように合格に役立ったのか
    直接的に役に立ったと感じているのは、勉強会、特に民事訴訟法です。先生が予測されていた問題がほぼそのまま出ました(ように記憶しています)。他の科目においても、論点の的中率が高かったような気がしています。
    また、過去問分析は一通り行っていましたが、答案添削では、自分では認識できていなかった、理解不足について、何回も何回も指摘してもらい、理解を深めることができました。
    後述しますが、過去問解説では、出題された論点に固有の解説だけでなく、汎用性のある、分析・答案の書き方を教えていただき、合格に大変役立ちました。
  • 加藤ゼミをどのように使ったのか(予習・復習のやり方)
    加藤ゼミは、主に、過去問解説と勉強会の二部構成ですが、過去問・勉強会で、汎用性のある、分析・答案の書き方を、その時扱っている問題や論点に関連して、度々教えてもらいます。汎用性のある、分析・答案の書き方とは、例えば、行政法でいうと、法令違反か裁量違反のどちらを論じるか、民法・商法でいうと、過失は、不審事由→義務の設定→義務の懈怠で書く、等です。
    もっとも、おそらく、憲法・行政法を除いて、分析・答案の書き方それだけをまとめて教わる機会はないと思います。そのため、教えてもらった、分析・答案の書き方を科目毎にまとめて、簡単に見直せるようにしていました。
    予習については、特別なことはしていませんが、扱われる論点を、基本書・百選解説等で見直していました。これをさぼってしまうと、解説がなかなか頭に入ってこなかったので、せっかくのゼミの時間がもったいなかったです。
  • 反 省
    加藤ゼミでは、複数のクラスがあり、自分が所属するクラス以外の動画も見なければいけないのですが、ため込んでしまい、大変な思いをしました。心から反省しています。ぜひ、加藤ゼミの方は、アップロードされた週の内に絶対に見ていただければと思います。そうでないと、急いで、大量の動画を見ることになり、せっかくのゼミをうまく消化できないかもしれません。

 

最後に

  • 勉強面
    論文対策として、①司法試験の、汎用性ある、分析・書き方のマスター、②出題可能性の高い論点について、しっかり理解し、正確に書けるようにする、③論点を網羅的につぶすという3つが必要であると考えます。科目によって若干異なるかもしれませんが、優先順位としては、①>②>③だと思います。
    ①②③ができれば、手段方法は何でもいいと思いますが、加藤ゼミは、①②の強力なツールになります。
    ①は、加藤ゼミで身に着けることができます。余裕があれば予備校の答練や、加藤ゼミで取り上げられていない過去問演習で、実践できると思います。
    ②は、勉強会で教え頂けます。余裕があれば、予備校の答練や模試で、理解を深め、他の論点についても学習できると思います。
    ③は、加藤ゼミ自体で教えてもらうことはありませんが、おすすめの演習書や、やり方など、聞けばいつでも加藤先生に教えて頂けます。
  • 精神面
    SNS・blog・掲示板等で、様々な合格者が、精神論・心構えについても、書いています。一時期、それに振り回されてしまったことを反省しています。学習方法についてはともかく、精神論・心構えは、個人の学習環境や性格によるので、他の合格者の言葉をうのみにすべきではなかったです。自分の学習環境、性格、今までの受験体験を踏まえて、司法試験本番まで、継続的に、効率よく、勉強できるために、どうしたらいいか、を考え、実行するのが一番です。
    ネットで、ある合格者の方が「司法試験に合格するためには、寝食入浴以外は、司法試験に捧げる覚悟で勉強すべき」という趣旨のことを書いていました。また、加藤先生は、どこかで、今年が最後、絶対上位合格すると崖っぷちの気持ちで、自分を追い込んだと書いていらっしゃったと思います。
    しかし、このように、ストイックに追い込む方法は、私には合っていませんでした。焦ってしまい、勉強が頭に入ってこなくなってしまうからです。むしろ、趣味の時間や、友達・家族と楽しむ時間、バイトの時間、運動の時間をきちんと取り、司法試験受験生であるけれど、楽しくて充実した時間を送っているのだと、実感してすごす方が、結果的に勉強が頭に入ってきましたし、息切れしないで済みました。司法試験を一緒に受験する友達、他の資格試験に向け勉強中の社会人の友達と、それぞれ、週に1回会って、机を並べて勉強していましたが、よく集中できる上に、息抜きにもなって一石二鳥でした。
    これから司法試験を受験する方は、自分にぴったり合った、司法試験生活の過ごし方を見つけていただければ、と思っています。
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

kato portrait
加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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