加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

基礎応用完成テキストには民法・刑法・民事訴訟法の法改正が反映されているか

2023年開講予定の予備試験合格パックに申し込むつもりなのですが、法改正の対応状況を教えて頂きたいです。
2023年以降の試験範囲に関係するものとして
・民法:所有者不明土地に関する改正 2023年4月施行
・刑法:侮辱罪厳罰化 2022年7月7日施行
・民訴:IT化関連 2022年5月25日公布(未施行)
等の改正があると思います。
これらの法改正は、基礎応用完成テキスト等の教材に反映されておりますでしょうか。仮に反映されていないとして、補講等で対応する予定はありますでしょうか・

加藤ゼミナールの予備試験合格パックの受講をご検討頂き誠にありがとうございます。

ご指摘の法改正については、下記のとおり、2022年開講の予備試験合格パック・司法試験合格パック・入門講座単品における基礎応用完成テキスト等の教材に反映しております。

  • 2021年における民法改正は、所有者不明土地に関する改正を含めてすべて(例えば、共有ルールの改正なども含まれます)、テキストに反映しております。
  • 刑法における侮辱罪の厳罰化については、逮捕・勾留の要件に対する影響も含めて、テキストに反映済みでございます。
  • 2022年の民事訴訟法の改正については、公布日(2022年5月25日)から1年以内に施行されるもののみならず、公布日から4年以内に施行されるものについてもすべて、テキストに反映しております。なお、反映する際には、来年の試験日には施行されていない改正箇所もあることを踏まえて、改正箇所ごとに施行日を明示いたします(例えば、施行日が「公布から4年以内」とあるものについては、その旨を明示いたします)。

従いまして、安心して、2023年開講の予備試験合格パックを受講し、勉強をして頂きたいと思います。

なお、2022年開講の予備試験合格パック・司法試験合格パック・入門講座単品は、いずれも、2023年1月末から販売を開始する予定でございます。

今後とも加藤ゼミナールを宜しくお願いいたします。

2022年12月19日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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