加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ

質問コーナー

来年から在学中受験の開始に伴い予備試験の合格ラインが下がるのか

お世話になっております。
来年度から、法科大学院生(以外ロー生)が在学中に司法試験を受験できるようになると聞いています。
それゆえ、ロー生が予備試験を受験しなくなることで、予備試験の合格ボーダーが下がり、難易度が低下するのではないかという話を耳にしました。
本当にボーダーが下がって、合格しやすくなるのでしょうか。
先生はどのように思われますでしょうか。
ご回答いただければ幸いです。

2023年(令和5年)から一定要件を満たした法科大学院最終学年の学生が司法試験を受験できる在学中受験がスタートします。

これにより、本来であれば法科大学院最終学年で予備試験を受験していた層の一定数が司法試験受験にシフトすることになりますから、優秀層の一部が予備試験の母集団から抜けることになります。

したがって、2023年からは、予備試験の合格ラインが下がると考えられます。

 

2022年09月21日
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加藤ゼミナールは、加藤喬講師が代表を務める予備試験・司法試験のオンライン予備校です。

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加藤ゼミナール代表取締役
加藤 喬かとう たかし
加藤ゼミナール代表取締役
弁護士(第二東京弁護士会)
加藤ゼミナール代表
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
2014年 労働法1位・総合39位で司法試験合格
2021年 7年間の講師活動を経て、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
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