質問コーナー「
司法試験・予備試験対策講座 」
186件の質問
現行の司法試験の出題傾向は、平成18年から平成23年頃までの応用重視の問題とは異なり、比較的オーソドックスな問題が多いです。 基礎問題演習講座を全て終え、司法試験過去問ABランクも1周したのであれば、司法試験過去問と基礎問題演習講座との関連性といいますか、司法試験過去問を解く際に基礎問題演習講座の内容がどれだけ土台になっているのか(司法試験過去問のうちどこまでが基礎問題演習講座だけで対応できる基本事項で、どこからが過去問固有の応用事項なのか)といったことをイメージできると思います。 基礎問題演習講座の内容をしっかりと習得すれば、少なくとも基本事項レベルのことは十分であり、あとは司法試験過去問の […]
総まくりテキスト掲載論点のうち基礎問未掲載のものについては、出題可能性が低いものがほとんどであり、それ故に仮に出題されてもちゃんと書ける受験生は少ないです。 したがって、問題形式を想定して勉強するにしても、そこまで本腰を入れてやる必要はなく、答案の大まかな流れ(答案構成の超概要みたいなもの)をイメージした上で総まくりテキストの該当箇所にメモしておくだけで足ります。 判例百選を参照する必要まではありませんが、仮に自力で答案の大まか流れをイメージできないようでしたら、必要に応じて判例百選を参照するのもありです。 ただし、基礎問が最優先であり、440問以上ある基礎問をやり込むだけでもかなり時間を要し […]
予備試験合格パックを受講して頂きありがとうございます。 予備試験合格パックのカリキュラムである基本7科目の(新)総まくり講座は、4月後半から民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法という流れで配信を再開し、5月末までには全科目の全動画の公開を完了いたします。 大変恐縮ではございますが、もうしばらくお待ちいただけますと幸いでございます。 なお、ご要望に応じて、総まくり講座2022の動画を無償で視聴できる措置を採ることも可能ですので、必要であれば加藤ゼミナール事務局までご連絡くださいませ。 加藤ゼミナール事務局(https://kato-seminar.jp/support/) 宜しくお願 […]
合格答案のうち、1桁~2桁台の超上位答案については、答案どうしで点の取り方に関する共通性が強いため、具体的なイメージを掴みやすいです。 これに対し、1000番前後の合格答案については、点数が低いだけに、加点・失点の要因(=50点前後の点数を構成している要素)が答案ごとにばらばらであるため、同一水準の答案を複数比較しても、そこから合格答案に共通する要素を抽出し、50点前後の合格答案の具体的なイメージを掴むことは非常に困難です。 加藤ゼミナールの司法試験過去問講座の中位答案は、想定順位が100~200位のものが多いので、中上位答案に近いです。4~5枚で100~200位くらいの答案にしている上に、答 […]
加藤ゼミナールの基本7科目の試験対策講座の受講をご検討頂きありがとうございます。 加藤ゼミナールでは、ある講座を単品購入後、パックプラン価格との差額分を負担すれば、別の講座も追加購入することができます。 したがって、例えば、①総まくり講座(税込通常価格150,000円)だけを購入した後に、②基礎問題演習講座(税込通常価格150,000円)、③予備試験過去問講座(税込通常価格120,000円)及び④司法試験過去問講座(税込通常価格150,000円)の3講座も購入なさる場合、①ないし④がセットになっている予備試験・司法試験対策フルパック(税込通常価格427,000円)との差額である277,000円 […]
改正法が施行されている以上、論文試験と短答試験で改正前の法令の内容がダイレクトに問われることはありません。 もっとも、改正後の法令の内容、実益を理解するために、改正後の法令の内容について改正前の法令と比較する形で勉強するべきこともあります。こうした箇所については、改正後の法令のみならず改正前の法令も(さらには、旧法下における判例・通説的見解の立場も)テキストに掲載し、講義で説明しています(例えば、改正民法下における売主の責任に関する規定及び考え方については、旧法下における法定責任説と契約責任説の対立を知らないと、理解できないと思います。)。 こうした意味で、テキストに掲載し、講義で説明している […]
加藤ゼミナールの基礎問題演習講座「憲法」及び「刑事訴訟法」の受講を検討して頂きありがとうございます。 憲法と刑事訴訟法では、科目・分野・論点ごとの書き方、思考プロセス(例えば、伝聞法則における要証事実の導き方など)というレベルのこと(以下、まとめて「書き方」といいます。)までしっかりと習得する必要がありますから、書き方が定着するまで繰り返す必要があります。書き方の定着に要する勉強量は受験生ごとに異なるため、一概には言えませんが、少なくとも3周は必要であると考えます。1周目では書き方に関する新しい気づきが多いと思いますし、2周目では1周目で気が付いた書き方の確認・定着を目的として行うものであり、 […]
総まくり論証集には、条文、論点のみならず、科目・分野ごとの答案の書き方、思考プロセスなども反映されています。 もっとも、司法試験行政法における会議録の誘導のように、問題文をほぼ全文引用する必要があるものについては、論証集という性質上、掲載しておりません。処分性など、一部の分野に限り掲載があるにとどまります。
基礎問題演習講座の受講を検討して頂きありがとうございます。 2023年度版の基礎問題演習講座では、2022年度版の教材及び講義動画をそのまま使いますので、内容面での違いはございません。 ご検討頂けますと幸いでございます。
加藤ゼミナールの憲法の講座の受講を検討して頂き誠にありがとうございます。 公法系では、答案の書き方の特徴が強いため、答案の書き方を明確に意識したインプットとアウトプットをする必要があります。これに最適なのが総まくり講座「憲法」と基礎問題演習講座「憲法」です。 基礎問題演習講座「憲法」では、問題ごとに答案の書き方レベルのことまで丁寧に説明しますが、答案の書き方及び判例学説等については総まくり講座で説明していることを前提として授業を進めていきますので、先に総まくり講座「憲法」を受けたほうが基礎問題演習講座「憲法」を使った学習の効果が上がると思います。どちらか1つを選択するならば、基礎問題演習講座の […]
予備試験合格パックと司法試験合格パックの受講についてご検討頂き誠にありがとうございます。 ご指摘の点はページ上の表現が一貫していないことによるものでございます。誤解を招きかねない表現になっており申し訳ございません。 予備試験合格パックの基礎講義における「アウトプット講義」と司法試験合格パックの基礎講義における「基礎問題演習」とは、同一内容でございます。 予備試験合格パックと司法試験合格パックは、①導入講義、②基礎講義及び③試験対策講義の3つから成っており、②基礎講義では、基礎応用完成テキストを使った基礎インプット講義と並行する形で、基礎インプット講義の該当開所について基礎問題演習テキストを使っ […]
司法試験過去問にはなるべく早く着手するべきですから、2022年度版を受講して頂くことをお薦めいたします。 https://kato-seminar.jp/courses/detail/?id=52265 2023年度版では2022年度版のテキスト及び講義動画を使用するため、2022年度版を受講することによりデメリットは特にございません(視聴期限も2023年9月30日であり、本試験の2か月半後ですから、視聴期限という点でもデメリットも事実上ないと考えます)。 ご検討頂けますと幸いでございます。
労働法速修テキスト講座の受講を検討して頂きありがとうございます。 2023年度版では2022年度版のテキスト及び講義動画を利用しますので、特に変更点はございません。 なお、2024年度版の段階でテキストに微調整を加えるとともに、講義動画を収録し直す予定でございます。
貴重なご意見を頂きありがとうございます。 加藤ゼミナールの論証集は、製本タイプではA5サイズ、26穴タイプではB5サイズになっております。 私個人としては視認性や書き込みのし易さから製本タイプでもB5サイズの方が良いと思っていますが、一元化教材の持ち運びの容易性などから論証集についてはA5サイズを希望するという方も相当数いらっしゃいます。 こうしたことを踏まえて検討させて頂こうと思います。
加藤ゼミナールの予備試験合格パックの受講をご検討頂き誠にありがとうございます。 ご指摘の法改正については、下記のとおり、2022年開講の予備試験合格パック・司法試験合格パック・入門講座単品における基礎応用完成テキスト等の教材に反映しております。 2021年における民法改正は、所有者不明土地に関する改正を含めてすべて(例えば、共有ルールの改正なども含まれます)、テキストに反映しております。 刑法における侮辱罪の厳罰化については、逮捕・勾留の要件に対する影響も含めて、テキストに反映済みでございます。 2022年の民事訴訟法の改正については、公布日(2022年5月25日)から1年以内に施行されるもの […]
加藤ゼミナールの司法試験・予備試験講座の購入をご検討頂きありがとうございます。 質問者様の認識の通りでございます。 以下が2023年年度版の加藤ゼミナールの司法試験・予備試験対策講座の販売に関する概要でございます。 総まくり講座では、使用テキストを予備試験合格パック・司法試験合格パック・入門講座単品で使用している基礎応用完成テキスト(総まくりテキストを基礎講義にも耐えうるものに作り変えたもの)に変更するとともに、講義動画を基礎応用完成テキストを使ったものに変更いたします。講義動画は、2022度版の予備試験合格パック・司法試験合格パックのカリキュラムの一環である基礎・応用完成テキストを使用した総 […]
加藤ゼミナールの講座の受講をご検討頂き誠にありがとうございます。 来期の2023度版は、2023年3月から販売を開始する予定でございます。 2023年版では、総まくり講座の動画及びテキストが新しくなります。2022版の総まくり講座では、2021版の総まくりテキストと講義動画を使っていますが、2023版の総まくり講座では、2022年に新しく作成した基礎応用完成テキストとそれを使った講義動画に切り替わります。 なお、今から2022版の講座を視聴する方については、有料で視聴期限の延長に対応することも可能ですので、一度、加藤ゼミナール事務局にお問い合わせ頂けますと幸いでございます。 https://k […]
お問い合わせ頂きありがとうございます。 令和5年司法試験に向けた答練、模試及びゼミを実施する予定はございません。
資格スクエア様の予備試験対策講座の受講者様を対象とした司法試験講座の無料提供については、去年及び今年は実施しておりますが、毎年、その可否も含めて資格スクエア様と協議して決定していることですので、そもそも来年以降も実施するか否かは定かではありません。 資格スクエア様の意向によるところもありますので、資格スクエア様にお問い合わせ頂くのが宜しいかと思います。 お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします。
予備試験合格パックに付属する過去問講義と、単品販売されている2022年度版の過去問講座とでは、同じ授業動画を用いております。形式についても同じでございます。また、2023年度版の過去問講座では2022年度版の過去問講座の動画を流用いたします。 過去問講座の動画の撮り直しは、2024年度版で行う予定でございます。

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講師紹介

加藤 喬 (かとう たかし)
弁護士(第二東京弁護士会)
司法試験・予備試験の予備校講師
6歳~中学3年 器械体操
高校1~3年 新体操(長崎インターハイ・個人総合5位)
青山学院大学法学部 卒業
慶應義塾大学法科大学院(既修) 卒業
労働法1位・総合39位で司法試験合格(平成26年・受験3回目)
合格後、辰已法律研究所で講師としてデビューし、司法修習後は、オンライン予備校で基本7科目・労働法のインプット講座・過去問講座を担当
2021年5月、「法曹教育の機会均等」の実現と「真の合格実績」の追求を理念として加藤ゼミナールを設立
執筆
・「受験新報2019年10月号 特集1 合格
答案を書くための 行政法集中演習」
(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
憲法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 令和元年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成30年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成29年」
行政法(法学書院)
・「予備試験 論文式 問題と解説 平成23~
25年」行政法(法学書院)